IFAの心の成長

今回はIFAの心の成長について書きたいと思います。

個人事業主のIFAになると時間にゆとりができ、収入も増えることが多くなります。それに伴って自身も成長するためには、高い倫理観と自制心が必要だと思います。営業力をつけ基盤を拡大していくと同時に心も成長させなければいけません。

私は、新卒で出来高制の部署に入社したため、若いうちから年収2000万や3000万、また5000万以上の高収入を得ている人たちを多く見てきました。そして今も高収入を得ているIFAを多く知っています。その経験から私が考えるIFAに必要な心構えを書いていきたいと思います。

 

・高収入を得ている人は謙虚すぎるぐらいでちょうど良い

・浪費はせず、自己投資や世の中のために使うべし

・人に施し徳を積むべし

・上には上が居るので現状に満足しない

・他人に対して傲慢になっていないか常に自分を省みること

・お金でよってくる人は、お金で離れていく

・周りの全てに感謝の気持ちをもつ

・特に家族には感謝の気持ちを言葉で伝える

・お金を稼ぐ人が偉いのではなく、お金の扱い方、使い方がきれいな人が素晴らしい

・自分に与えられた2倍を人に与えよ

・お金がない時からの仲は大切に

・礼儀やマナーは絶対に忘れるな

 

幸せになるためにお金を稼いでいるのに、それによって人が離れて不幸になっては本末転倒です。お金を得ることが目的ではなく、人生を豊かにすることが目的です。

特にIFAはたくさんの方の人生を豊かにすることができる仕事だと思います。まずは自分自身が幸せになり、ゆとりを持って営業しお客様に還元する。これが大切だと思います。

IFA(金融仲介業者)としての理念

今回は弊社のIFA業者としての理念を記したいと思います。コーポレートサイトにも理念は載せていますが、そこには書ききれない部分を本ブログに書いて、”うわべ”だけの理念ではないということを示したいと思います。

まず弊社の経営理念は「IFAを豊かにし、その先にいる投資家を幸せにし、ひいては日本の金融市場の発展に貢献する」というものです。この業界に携わり13年になりますが、その間様々な法令諸規則が新たにできました。それにより、営業員の無理な勧誘行為から投資家はある程度守られるようになりました。しかし、それだけでは限界があると感じます。大手証券会社では、管理職を巻き込み、承認を得れば、高齢者でもリスク商品の勧誘ができますし、利益が出て入れば短期売買も可能です。もちろんそれらの全てが悪いわけではありませんが、自身の成績のため、会社のノルマのため、に行われている勧誘も多々あります。IFA業界でも、残念ながら自身の収入のために行うケースを目にします。

そこで行きついた答えは、営業員の心理的な縛り(ノルマや予算など)をなくし、経済的に余裕を持ってもらう、という方法です。私が担当しているお客様は80名ほどですが、例えば営業員100人を豊かにすることができれば、その何倍ものお客様を幸せにすることができます。何の力もない私ができる方法はこれしかないと考えました。

以下、具体的にどのような方法で営業員を豊かにしようとしているかご紹介します。

 

・誰がなんと言おうと報酬率は業界最高です。

・色々な業者の数字を見てきましたが、弊社より高い業者はいませんでした。

・多くの業者は報酬率を固定していますが、弊社は会社に入ってくる報酬率に応じて引き上げています。言い換えると会社の取り分は決まっていて増えた分は営業員に還元しています。

・マネジメント制度により、営業報酬とは別の収入源を提供しています。

・マネジメント料を含めると、報酬率が100%以上になる可能性も。

・マネジメント制度により事務員をなるべく雇わず、その分を営業員に還元しています。

・営業員の手に触れるモノ(パソコンや電話やデスクや名刺等)は良いものを提供。

・通常は業務委託契約で、会社に入る報酬も少ないのであれば、固定費は削る方向だが、弊社のブランド力向上のため安物は使わない。

マイクロソフトビジネスのアカウントを一人づつ提供し、自宅PCや携帯からもメールや社内の資料にアクセスできる。(個人情報を含むものを除く)

・支店はなるべく多めにだし、営業員の通勤ストレスを軽減しています。

・固定費として5万円(or4万円)を徴収している。これにより法人運営に必要な資金を毎月確保し、営業員が無理に営業しなくても運営できる環境に。

・定期的に営業員からフィードバックを受け、不満点や改善点を聞いています。

・定期的に交流会を開き、営業員同士の親睦を深めています。

・休暇制度を用意し、長期休暇をとっても他のメンバーがフォローするようにしています。

・顧客紹介やM&A、会計コンサル会社などと多数契約し、営業員に自由に使ってもらえる環境を用意しています。会社で強制的に決めることはなく、手数料も会社が中抜きすることはありません。

 

 

以上です。このようにできるのは、代表も営業員と同じ様に営業をし、その報酬でやり繰りしています。環境を整え、最小限で運営しているので、結果弊社の営業員はゆとりを持って無理なく営業しています。顧客収益率も高いように感じます。

 

IFAを豊かにし、その先にいる投資家を幸せにし、ひいては日本の金融市場の発展に貢献する」という理念を掲げ、「古い体質の残る金融業界を変える」という信念を持っているので、会社の利益優先に走らずに運営しております。

 

代表もFA社員からIFAに転身したので、できる限り営業員に寄り添ったIFA業者であることを目指しております。IFAに興味をお持ちの方は、是非一緒に業界を変えましょう。

失敗するIFAと成功するIFA

本日は、私の実体験も含め、今まで見てきたIFAの中で、成功する方と失敗する方の特徴を書いていきたいと思います。

*詳しい法律のことは、弁護士等の専門家の見解を参考にして下さい。

 

まずは失敗するIFA

 

・辞める証券会社に在職中に、IFAとして営業活動をする。

・在職中に顧客に新しい証券会社の口座開設等をする。

・同僚や先輩にIFAになることを伝える。

・顧客にIFAの制度や想いをしっかり伝えられない。

・手数料目的のために営業する。

・小型株等で回転売買をする。

・そもそも顧客との信頼関係ができていない。

コンプライアンスや法令諸規則の認識が甘い(IAFには注意してくれる管理職や総務課の人はいない)。

・ルールを一つ一つ確認しない(証券会社ごとや、IFA業者独自のルールがある)。

・IFAになった後、顧客と頻繁に面談をしない。

 

ここからは具体例を用いて失敗談を話していきます。

・会社に退職する旨を伝えて、引き継ぎも完了した後、顧客に挨拶も兼ねて訪問し、IFAになることを伝えた。顧客は賛同し、とりあえずは楽天証券のインターネット口座を作ることにした。このケースだと、お客さんが単にネットで口座を作っただけで、証拠が残らない。しかし、後日そのお客さんは、後任に前任者がIFAになることや、楽天証券で口座を作ったことを話してしまいました。原因としては、長年担当し信頼関係が出来ていたと思ったが、支店長とも面識があり、特別な夕食会にも参加されたことのある顧客だった事、また50代の都会住まいの女性で少しブランド志向なところもあったため、大手の看板の方を好んだ点と、会社からお客さんを抜く行為は懇意にしてくれた支店長も裏切ることになると感じた点が要因だと考えられます。ここでは、証券会社に実害が出ていない点や、個人情報の持ち出しなどの証拠も残っていないため、IFAが追及されることはありませんでしたが、その他のお客さんも同様に引き抜くのではないかと、警戒されてしまうデメリットがあります。

 

・在職中に自身のお客さんを、先にIFAになっている仲間の担当で口座開設をし、資金を移動させ取引をしていました。お客さんが思わず、録音つきの電話で、IFAとの取引のことを話してしまい、疑いを持たれるようになってしまいました。確定できる証拠はありませんでしたが、在職中に他社へ顧客を流出させる行為は反逆行為として重く罰せられます。在職中は何があってもIFAとしての業務を控えるべきで、数人で独立する場合も、在職中の担当者の顧客には営業しないということを徹底すべきです。

 

次は成功するIFA

 

・在職中に2.3件のお客さん(金額で少なくとも1億円ぐらい)に話して、転職後の預かり資産を確保しておく。

・証券会社に在職中よりも、お客さんはやはり不安なので、どんな細かい事でもこまめに連絡する。

・顧客の収益や、保有商品の買値や評価益などの数値を正確に把握しておく。

・(銘柄を見極める才能のある人は別だが)奇をてらわず、優良企業の大型銘柄で売買をする。

・目先の手数料の事は考えず、長期目線で戦略を立てる。

・顧客によっては、手数料無料の優遇コースなどを使う。

・退職後も証券会社から派手に資金を抜かず、警戒されないよう少しづつ資金を移動させる。

・新規のお客さんも獲得するため積極的に営業(紹介など)している。

・何事も慎重すぎるぐらいに行動する。

・年収が上がっても謙虚でいる。

 

 

以上。書いた内容は基本的なことですが、成功している方も特別派手なことをしている訳でも、才能があるわけでもないと思います。資金力のあるお客さんをしっかりとグリップし、お客さんの利益のための運用を行い続けているのだと思います。在職中は極力人には漏らさず、IFAへの転職後も派手に資金を抜かない、等を実践していれば、警戒されず、ご自身の営業活動に支障もでないでしょう。

IFAにおける証券会社(金融商品取引業者)の違い

今回は、IFAとして独立したあと、お付き合いすることになる各証券会社の違いを書いていこうと思います。代表的な証券会社のみなりますが、これらの証券会社を抑えておけば、今のIFA業界では問題ないでしょう。

 

・各証券会社によって、報酬率やシステム、コンプライアンスのルール等も違ってきます。契約する証券会社が増えれば、それぞれに手続きする必要があります。

 

・通常は代表証券と言って、金融庁に登録をしてもらう証券会社を1社決め、そこが中心となります。

 

・代表証券が一番労力がかかる。別の証券会社と乗り合いをするとなると、収益が分散するので、通常は嫌がられる。

 

・外務員が増えた時などの登録も代表証券がやってくれます。

 

では早速個別に紹介していきます。

 

楽天証券 

・ネット証券業界2番手。新規契約は法人のみ。IFA業界に最も力を注いでいる証券会社。

・システムの使いやすさは圧倒的に1位。事務手続きの簡素化やペーパレス化も進めていて、IFA業者としてはありがたい。

・IFA業者が使うサイト上で、国内株式、海外株式、投資信託、為替、ネット証券で取り扱いがある債券の注文が流せる。

・注文時間も基本24時間システム上で流せる。

・仕組債やネットで取り扱いがない債券は、楽天証券に依頼し発注。

・受注から発注まで5分以上乖離がある場合、または楽天証券に発注を依頼する場合は仲介補助簿(注文伝票)の記入が必要。

。コールセンターはあるが、受注はしてもらえず問い合わせのみ。

・株式の手数料は、通常通りと優遇の2パターンがある。

投資信託の手数料は、優遇や無料、またはNISAのみ無料など幅広く対応してくれる。

・外債の量は他社と差はなし。条件も標準。売却の際も手数料を調整できる。

・仕組債の条件はやや悪い。外国株参照の場合は米ドル建てのみ株券償還に対応している。外国株式参照で円建ての場合はノックインしたら現金償還。

・POやIPOの取り扱いが少しあるが、完全抽選。

・顧客からの注文は、必ずしも録音の電話に残さなくても良い。営業日誌の記入は必須。

・一部、前受けの免除(ネット証券は基本前受け)や代理人の申請ができる。

楽天の担当者は若い人が多く、頼りない面もある

コンプラは厳しめ

・報酬率は、半年ごとに判定があり、決められた様々な項目(手数料の金額や口座数、資産導入額)をクリアしていれば、ステージがあがる。

・トータルで見て楽天証券が最も良いと思います。

 

SBI証券

・ネット証券最大手。新規契約は法人(証券会社出身)のみ。子会社にマネープラザというIFA業者がある。

・システムはSBI証券のコールセンターのシステムをそのまま使っているので、使いづらい。

・事務手続きはやや複雑でわかりづらい。楽天証券にくらべ、お客様からSBI証券に直接依頼して頂かないといけない手続きが多い。

・IFA業者が使うサイト上で、国内株式、投資信託、為替、ネット証券で取り扱いがある債券の注文が流せる。

・ネットで取り扱いがない債券や、外国株式、仕組債はSBI証券に依頼し発注。

・米株の発注も16:45ごろまでにSBI証券に依頼しないといけない。

・受注から発注まで5分以上乖離がある場合、またはSBI証券に発注は依頼する場合は仲介補助簿(注文伝票)の記入が必要。

・注文伝票も少し書きづらい。

・コールセンターで受発注もしてくれる。

・株式の手数料は通常と安いコースを選べる

投資信託の買い付け手数料も調整できる。

・外債の量は少し多め。仕組債も各種条件をつけられる。円建ての外国株式参照も通常通り、ノックインしたら株券償還対応。

・POやIPOの取り扱いが多い。ただし、良いIPOをもらおうとすると、あまりそうな募集モノもやらないといけない。

・注文は電話録音必須。営業日誌も記入する必要あり。

コンプラは厳しめ。

・担当者はベテランの人もいるが、人数が少なく忙しくしている。

・報酬率はこちらの手数料によって決まる。交渉になるのでアバウトな面もある。

・取り扱い商品も豊富で、楽天証券の次に良いと思います。

 

あかつき証券

・対面の中堅証券会社。特徴は仕組債の条件がよい。子会社に新しくIFA業者を設立。

。元々、株の回転売買が主力の証券会社なので、遅れている面も多い。

・システムは非常に使いづらい。注文の発注はできない。前日べ―スの残高をみる事と営業日誌を記入するために使う。

・全ての注文の発注はあかつき証券に電話連絡。受注の電話は必ずしも録音に残さなくても良い。

・米株の発注は16:30までにあかつき証券に依頼。

・前受けの免除(ネット証券は基本前受け(楽天証券は一部免除あり))や代理人の申請ができる。

メガバンク等の銀行からの自動振替を設定できる。買い付け代金を、電話一本であかつき証券の口座に振り込んでくれる。

・米国株式の店頭取引がある。

・75歳以上でも仕組債が組める。

・仕組債の条件がすぐ出てくる。1時間以内。他社は半日から1日かかる。

・仕組債の条件が他社より良い。

・債券や投資信託の取り扱い本数は少なめ。

・担当者は現場の営業経験者がほとんどなので、こちらの話を理解してくれる。

・体質が古いところが残っているので、印鑑のいる書類が多い。メールだけで完結しない手続きが多い。

・こちらに対しての営業の電話が多い。

・手数料を多くやると、クイックを無料で使わせてくれる。

・お客さんもネットで注文は出せない。(楽天SBI証券は出せます)

・PO・IPOの取り扱いはほぼない。

コンプラは緩め。

・報酬率はこちらの手数料と交渉によってかわる。

 

東海東京証券

・東海の準大手証券会社。最近IFA業者に参入。

・システムに力を入れている。

・対面証券でトヨタの役員や大株主を相手にしているので、富裕層向けのサービスが充実している。そのサービスをIFAにも提供している。

・定年退職になった自社の営業員を、IFA業者に紹介してくれる。

・マーケットの開設などの資料が豊富。

・担当者に証券業務の知識や経験のある人が多い。

 

エース証券

・中堅証券会社。個人も契約してくれるので、契約数は最多。

・株の回転売買が主力。

・システムは使いづらい。

 

 

以上。ざっとになりますが、個人的な目線で各証券会社の違いについて書いてみました、

IFA業者(金融商品仲介業者)の違いについて

お久しぶりです。弊社も昨年7月末に事業がスタートして、間もなく一年が経とうとしています。事業に追われブログを書くことサボっておりました。コロナの影響もあり、少し時間に余裕が出てきたので、また再開しようと思います。

 

本日は、各IFA業者の中身、主に報酬率(バック率)について書いていこうと思います。サラッと申し上げていますが、業界の中ではおそらくタブーとされている部分なので、具体的な数字を目にすることはあまりないでしょうが、このブログではバチバチに書いていこうと思います。

 

・おさらいとして、IFA個人に入る報酬は、どこかの業者に所属している場合は、証券会社→IFA業者→IFAという形で入ってきます。個人でやる場合は間のIFA業者がない形ですね。

 

・具体的な数字を使うと、IFA個人があげた手数料を100とすると、おおよそ証券会社からは70から75がIFA業者に入ってきます。

 

・そこからIFA業者がいくらか抜いてIFA個人に報酬として渡します。この間をいくら抜くかが、IFA業者の違い(差別化できるポイント)になってきます。

 

・もちろんIFA業者もIFA個人の活動のために、オフィスを用意し、デスク、椅子、パソコン、電話、プリンター、ネットの契約、事務員の人件費等々の費用が掛かっていますので、いくらか間を抜かないとやってられません。

 

・中にはIFAを社員として雇い、固定給を渡している会社もあります。最近は、たくさん間を抜くことが出来なくなっているので、固定給にしているところも増えています。転職する人にとっては、固定給の方が安心できるという人も多いと思います。

 

・個人的には固定給制には反対です。やはりIFAの醍醐味の一つはサラリーマンでは得られないような高収入の可能性があるという点だと思います。収入の高い人の方が、お客様に対しても真剣に向き合い、仕事に時間を費やしている印象があります。

 

・ここからは実際の業者の数字を使って説明していきます。

 

・まずは業界最大手のA社。証券会社からの報酬から約10%引いてIFAに渡しています。これとは別に毎月固定費を12万円ほど取っています。この会社には現在170名ほどのIFAが居ますので、月2040万円の固定費とIFAの手数料の10%が入っています。

 

・ここが人気の理由は、狭い業界なので、先輩や同僚達がすでに入社しているので、その紹介で入るというのもありますが、条件としても十分良いし、バックオフィスも充実しているからだと思います。

 

・他社がここより条件をよくすると、IFA業者は儲からないので、固定給にして人を集める業者が増えている理由はこのA社の存在が大きいと考えられます。

 

・月12万円の固定費は高いですが、稼ぐ自信のあるIFAが入ってくるということと、毎月12万円の追われるという、ノルマに近い感覚が生まれるので、数字を出さなければいけないという意識になるというメリットがあると思います。

 

・次は業界2番手のC社です。現在約70名が在籍しています。こちらは約25%引いてIFAに渡しています。固定費はありません。アットホームで雰囲気の良い会社だと聞いております。固定費がない分、あまり数字ができない人も所属しやすいです。

 

・A社と比較すると。月々88万円の手数料を稼げない人はC社に所属した方が有利と言えます。

・ちなみにIFAは月100万円の手数料を稼げるかどうかが、ひとつの目安となっています。

 

・次にネット上でよく見かけるF社。現在38名ほどのIFAが所属しています。現在は固定給の正社員のみ募集しています。A社より条件を良くしないと数字の稼げるIFAは集まらない、しかしA社より条件をよくすると会社が儲からない、と判断したのか、途中から出来高制の募集をやめました。

 

・他にも固定給の業者はありますが、特に変わった制度のところは見つけられませんでした。正社員で固定給のところは、社員全員が一致団結するという点で会社としての推進力は強いと思います。出来高制の個人プレーのIFAでは中々団結するのは難しいです。

 

・かなり個人的な意見ですが、正社員でやっている業者は、投資信託やファンドラップなど、手間がかからず、保有しているだけで手数料が入ってくる商品をお客さんに勧めている傾向があると思います。それは、毎月人件費が決まっているので、収入もできるだけ安定させたいという気持ちの表れでしょうか。

 

・最後になりますが最近勢いのあるY社。こちらは事業を開始して1年も経っていないみたいですが、現在10名のIFAが所属しています。IFA業者が取るのはたったの5%で固定費は5万円です。どうやって事業をしているのかと思いますが、IFAにとっては良い会社ですよね。しかも誰かの紹介でIFAが入社すれば、その5%のうちの2.5%を紹介者に渡すという制度もあるみたいです。破格ですよね。

 

・まだまだ若い会社なので、不便なところもありますが、これからIFAとして独立するぞ、という強い気持ちのある方にはもの凄く良い会社だと思います。

 

以上。あまり聞くことがない、IFA業者の報酬率について書いてみました。弊社にご興味がある人は、是非コメントにて連絡してください。

 

PS

これって私だけ?第三回!

小学校の時のマラソン大会は1位5回、2位1回でした。2年生の時に風邪をひいて2位になってしまったのですが、その時の1位の子は、1年生の時はマラソン大会を欠席し、3年生の時には引っ越してしまったので、結局勝てず仕舞いでした。負けたままというのは悔しいので、約30年経った今、どこかで見つけたら勝負しようと思っています。

 

 

証券会社の営業からIFAへ

 今回は証券会社の営業を辞め、実際にIFAになった私の経験から、転職する際の心得や注意点を中心に書きます。

 

・顧客情報を紙やデータ媒体で持ち出すことは、個人情報漏洩にあたるので絶対にしない(絶対ですよ!会社はここしか突く所がないので、絶対しない)

・顧客情報は徹底的に頭に入れる(どんな細かいことも)

・例えば、住所、電話番号、誕生日、保有商品、買い付け単価、取引履歴

・私がさらに覚えておけば良かったと思ったのは、年間の損益、NISA口座の有無、家族口座の商品、振込先の銀行などです

・保険の資格を持っている人も多いと思いますが、保険の資格を引き継ぐなら転職先の会社名を伝えないといけないので、私は引き継ぎませんでした

・退職する時、「1年間は前職の顧客に連絡しない」や「同業種に転職する場合は顧客を引き抜かない」等の誓約書に署名するが、その書類に法的な拘束力はない

離職票は受け取りましょう

・貯金はしておきましょう

・住民税・健康保険・国民年金の支払いがあり、私は全て一括で払ったので100万円以上使いました

・健康保険は任意継続にして、翌年からは国民健康保険にするつもりです

・外務員の登録を前職から外して、新しい職場で登録するのに2週間ぐらいかかる

・私は1週間で完了しました(登録の作業は新しい職場がやってくれます)

個人事業主の開業届を税務署に出しましょう

・そんなに難しくないので自分でやりました(詳細は下記のサイトで)

www.freee.co.jp

・開業日は届け出の日から2か月前まで遡れる

・そのころからのレシートを貯めておいて経費でおとせるように

・スーツ・鞄・靴・ネクタイなどは新調した方が良いと思います

・お客さんの印象も新鮮になって、新しい仕事の話にも聞き入ってくれていると感じました

 

 

準備としてはこんな感じです。ここからは実際に業務をスタートした時のことを書いていきます。

 

・研修として出社したのは3日程度(会社・楽天・SBIの研修がそれぞれ1日づつ)

・鉄は熱いうちに打てで、とにかく顧客まわり

・新担当者の挨拶よりも先に連絡してアポを取っていました

・電話で概略を説明して、アポとって訪問し説明の繰り返し

・面談の時に、自分が転職したくてしたのだが、とにかくお客様のためになると思って転職したということを中心に伝えた

・総合証券からIFAの口座に移すことで、メリットとデメリットをしっかり伝えました

・具体的に、メリットとしては証券会社都合の提案がなくなる、担当者の転勤がない、手数料も少し安くなる、お客様の利益のことだけを考えられる等々

・デメリットとしては、ネームバリューがなくなる、POなどの配分がほぼない(楽天はPOはなく、IPOの引き受けを再開したてで数は少ない)(SBIはどちらも引き受けあり)、セミナーが減る、担当者の影響力が強くなる、新しく口座を開くので手続きが必要等々

・さほどデメリットはないので、要は長年付き合った大手証券より担当者(私自身)について来てくれるかです

・そこは今までとかわらない関係を続けたいとお伝えしました

・お客さんがよく気にしていた点は、会社が潰れた場合と、意外にも、新しい証券会社に資金を振り込む手数料です

・潰れても問題ない(前回の記事でも書きました)ということと、楽天証券の資本金の額や口座数、国内株の取引き数などを伝えました

楽天証券の場合は500万円以上の振り込みで手数料サービスになります

・大手証券会社のことをあまり悪く言うと心象が良くないので、考え方の違いだと説明しました

・後はキャッシュポジションを持てる点もメリットだと伝えました(証券会社にいると売却した資金をキャッシュで置いておくなんてありえません)

・私の場合は初回の訪問で口座開設を提案し、ほぼ口座開設して頂けました

・手続きをしてもらう時は、こちらの都合でお手数をかけているという気持ちを忘れずに、お手伝い出来ることはなるべくやるという事を心掛けていました

・特に高齢者は訪問回数が多くなります

・口座開設時、口座開設完了後の高齢者面談(skype面談)、前証券会社の商品売却、新しい証券会社への振り込みなど

・移管をすると移管先が分かり、直接喧嘩を売ってるみたいなので、なるべく売却して頂きました(もちろん相場も高値圏だったので投信等は売ったほうがいいと判断)

・お客様も売却の方が良いという方が多かった

・すでに楽天証券SBI証券で口座をお持ちの方は、ネットコースからIFAコースに変更して頂きました

・私の場合は約55件ほど口座開設し、現段階では7割ぐらいご入金して頂きました

 

以上です。

IFAとしてやっていくにはお客様がいなければいけません。今までの信頼関係と、転職にあたっての自分の熱意をいかに伝えるかがポイントになると思います。精神論になりますが、自分の気持ちを正直に伝えることによって、独立してから応援してくれる人が増えました。やはりそういう前向きな気持ちに人はついて来てくれるのだと感じます。

是非、証券会社の営業で悩んでる方、IFAになって証券業界をかえていきましょう。

 

PS
これって私だけ?第二回目!

私は小学校4年生の時に、両手首を同時に骨折しました。そう両手ギプスです。バスケットゴールにダンクしようと、ゴールより高い所からジャンプしてダンクしたのですが、その反動に耐え切れず頭から落下し骨折しました。トイレで大きいのをした時にふけないので、母親にふいてもらっていたのは辛かったですね。ただ当時は活発でしたので、両手ギプスしながら、ブランコに乗ったりドッジボールをしたりしていました。

 

 

IFAってどうなの?

このブログは、まだ日本であまり知られていないIFAという制度を、広く知ってもらいたいという思いで始めました。特に証券会社で働いている人やその投資家の人に読んでもらえたらと思います。

(証券会社に関しては批判的な意見が多いですが、もちろん自分を採用して頂き、育てて頂いた感謝の気持ちは忘れておりません)

 

 

・初めてのブログでIFAについて書きます

・IFAは日本語では金融商品仲介業と言われている

・保険会社の代理店のようなもので、証券会社のシステムを借りて、顧客に売買をしてもらう

・その証券会社の社員だと思われるが、違う

・IFAになるには、新たに金融商品仲介業者として登録をする(a)か、既に登録している業者で外務員登録をする(b)

・aは証券会社経由で行い半年ぐらいかかる

・その証券会社のことを代表証券と言い、メインバンクのようなものになる

・bは面接などで審査され、早ければ2週間ぐらいで済む

・登録を待っている半年間の間に、bとして働くことが一般的で、それを間借りと言う

                ↑

      ちなみに私は今この状態です(法人は設立済み)

・今、日本でIFAに力を入れている大手の証券会社は楽天証券SBI証券

fa.rakuten-sec.co.jp

SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA

・ちなみにこの2社は個人との契約をしておらず、新たに金融証券仲介業者として契約しようと思うと、2名以上の法人が必要

・証券外務員と内部管理責任者の資格を持ったものが2名以上集まり法人をつくってから登録に動く

・一番気になる報酬体系は、顧客が証券会社に支払った手数料の一部が業者に入り、そこから業者は各外務員に支払う

・一旦業者に入った報酬は、どのように外務員に支払うかは業者の自由

・報酬率は50%以上の場合が多い(私の会社は業界最高水準にする予定)

・bの場合は個人事業主なので事業所得

・aの場合、法人に入って給与としてもらうケースが多い

・違いは法人に役員や社員として入社するか、個人事業主(外務員)として契約するか

・顧客は金銭や書類のやり取りは全て証券会社と行う

・証券会社がつぶれても基本的には顧客の資産が無くなることはない

・もちろんIFA業者がつぶれても影響はない

・IFAになる人は、証券会社出身の人が多いが、保険会社出身の人も多い

アメリカでは大手金融機関の営業員よりも、IFAのような独立系の金融アドバイ             ザーの方が圧倒的に多い

・日本では金融機関の言いなりになっている投資家が多いということ、特に高齢の方

・会社で優秀な営業員とは、会社の指示(ノルマや予算)をいかにうまくこなしているか

・証券会社の評価項目に、顧客の収支や評価は関係ない

・大手の証券会社の看板の意味は、商品を捌く力が強いということ

・中小の証券会社はいかに回転させて手数料を稼ぐか

・証券会社と付き合っている投資家は証券会社の体質を甘く見すぎている

・顧客が儲かるかどうかなんて一切考えていない、と言っても過言ではない

 

 

最後の方は個人的な意見になってしまいましたが(^^;

次回は、実際に証券会社の営業を辞めてIFAになった私の体験談と、その際の注意事項などを書こうと思います。

 

PS

この追伸では、これって私だけ?と思うことを書いていきます。(内容とは全然関係なし!)

第一回目は、私はつむじが2つあります。頭のうずですね。しかも2つが逆まわりなんですよ。逆まわりだと、うずの真ん中がぶつかりあって髪の毛が立つんですよね。セットもめちゃくちゃやりにくいです。うずが2つある人はたまに見ますが、逆まわりの人は中々いません。見かけたら教えて下さい。